回らない回転寿司が主流になった近年ですが、回転寿司にタッチパネルが登場したのはいつ頃なのでしょう。どうして回転寿司チェーンはタッチパネルを導入したのでしょう。
回転寿司のタッチパネル(セルフオーダーシステム)登場の歴史と理由をお届けします。
回転寿司の発祥は1958年に白石義明さんのアイデアで誕生した「廻る元禄寿司1号店」でした。そこで日本初のベルトコンベアで流れる回転寿司が始まりました。
1978年に「コンベア旋回式食事台」の特許が失効したくさんの企業が回転寿司に参入しました。
回転寿司にタッチパネルが登場したのは2005年のかっぱ寿司でした。ベルトコンベアでネタを流すのが当たり前だった回転寿司業界にとっては革新的な出来事でした。それからも回転寿司業界の技術革新は続きます。
その後も「特急レーン」、「皿の自動カウント機能」、「自動皿回収」など、様々な技術的革新が起こります。
現在ほとんど全ての回転寿司店でタッチパネル(セルフオーダーシステム)が採用されているのはなぜでしょう?またなぜ回転寿司の技術革新が飲食業界に影響を与えているのでしょう?
回転寿司の技術革新の根本的な理由は人件費をかけられない状況からでした。経費を削減しながら、効率的な経営をするためにベルトコンベアが発明されたのです。タッチパネルも同じように、職人が注文を取る非効率的な部分を合理的に解決する妙案でした。
これによってお客さんの数に比例して人件費がかさんでいく非効率的な事態を解決しました。
職人がレーンの中に立って寿司を握っていた時には、店が込み合っていれば、気を使って注文しずらく、また職人も注文を忘れてしまうというミスも起こっていました。
しかしタッチパネルが導入されてからはお店が混んでいても気兼ねなく注文が出来、システムで管理されているので注文を忘れるという人為的ミスも激減しました。
現在では完全にタッチパネルのみでオーダーする「回らない回転寿司」も増えています。今まではひとテーブルごとに店員を呼んで皿を数えてもらい、札を持って会計に向かうのでお客さんにとっても手間がありましたが、今はシステムが自動管理しているので非常にスムーズです。
回転寿司の様々な技術革新は「経営の合理化」でした。人件費を削減し、お客さんの利便性を向上させる妙案です。そんな回転寿司チェーンのほとんどが採用しているのがタッチパネル(セルフオーダーシステム)でした。
お客さんも気兼ねなくオーダーでき、また会計作業もスムーズになります。またお店側としても繁盛に合わせてかさんでいく人件費を削減することができます。
そんなタッチパネル(セルフオーダーシステム)が現在では回転寿司のみならず、居酒屋や様々な飲食店で利用されるようになりました。
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