飲食店の外国人観光客 来店促進策、今後行うべきこと (2015年6月調査結果)

平成27年1-3月期の「訪日外国人消費動向調査」によると「今回の日本滞在中にしたこと」では、「日本食を食べること」が95%でトップ。「次回日本を訪れた時にしたいこと」でも「日本食を食べること」が85%と来日の大きな目的の一つになっています(国土交通省 観光庁 訪日外国人消費動向調査 PDF)。
2020年の東京オリンピックも控え、外国人観光客の増加が予想されていますが、飲食店側はどのような取り組みをし、今後、どのような来店促進策をすべきなのでしょうか?
外国人来店客は1年前と比べ13.3%増えた


外国人来店客の月あたり来店頻度 推定平均は13.9人

「ぐるなび」が全国のぐるなび加盟店に対して行った調査(調査期間:2015年6月1日~8日、サンプル数:515店)によると、外国人客の飲食店への来店頻度は「1ヶ月に2~3日程度」が17.5%、「週に1日程度」が16.8%と多く、「週に1日以上」来店があるのは47.4%。

月の来店人数では「1~5人」が43.6%で最多、月の来店人数の推定平均は13.9人となっており、昨年の推定平均12.9人から1.0人上昇しています。
外国人来店客は1年前と比べ13.3%増えた

業態ごとの外国人客受入れ状況

焼肉店が受入れに積極的な理由としては、国産牛、和牛へのニーズが高いことが理由となっているようです。
バーやパブではオーダーの仕方やメニューが外国でも共通している部分が多く、日本特有のものが少ないことから受入れのハードルが低いと考えられます。
居酒屋が受け入れたくないと回答している理由の一つとして、食事の注文が多く、ドリンクのオーダーが少ないため、客単価が低いという意見があるようです。
外国人来店客は1年前と比べ13.3%増えた

"来店対策"として現在行っていること、今後行おうとしていること

飲食店が外国人客対応のために現在行っていることは、「外国語メニュー表の作成」が34.2%、「外国語が話せるスタッフの雇用」が20.8%、「外国人スタッフの雇用」が18.8%と高く、どうコミュニケーションを取るかに対して、積極的になっていることがうかがえます。

また、今後行おうと考えていることは、「接客用外国語の学習」が26.2%、「外国人向けメニュー(料理・飲料)の導入」が23.3%と高く、「外国語メニュー表の作成」は25.6%と現在、将来とも高く意識されていることがわかります。
外国人来店客対応のために現在行っていること、今後行おうとしていること

"集客"のために現在行っていること、今後行おうとしていること

飲食店が外国人客集客のために行っている対策として、現在行っていることは「店外に外国語メニュー表を背掲載」「店外に外国語での歓迎の看板の設置」が10%台と高くなっています。
他にも外国人向けメディアへの広告掲載旅行会社への営業活動など、割合は少ないながらも、かなり積極的にプロモーション活動を行っている飲食店もあります。

外国人集客のために現在行っていること、今後行おうとしていること


参考資料・記事引用元:ぐるなび 調査結果 2015年7月24日 (PDF)