訪日外国人向け券売機を導入するメリット

訪日外国人による大きな消費の流れは今年に入って落ち着いてきた感がありますが、実際の訪日外国人による需要(インパウンド需要)はどのように変化しているのでしょうか?
観光庁より発表された最新の調査結果や外国人客と飲食店とのギャップ調査を元に飲食店がどのようにインバウンド需要を取り込み、「味」「メニュー」「価格」の何を重視して優先的に外国人客対策を行えば良いのかについて紹介いたします。
訪日外国人向け券売機を導入するメリット

外国人旅行者の消費額は減少、ただし「食」への関心は高い。

2016年7月20日にリリースされた直近の観光庁発表資料(「平成28年4月~6月期」)によると、
○訪日外国人旅行消費額は9,533億円。前年同期(8,893億円)に比べ7.2%増加。
○平成28年4-6月期の訪日外国人1人当たりの旅行支出は159,930円。
前年同期(177,546円)に比べ9.9%減少。
旅行消費額と訪日外国人旅行者数の推移
訪日外国人一人当たり旅行支出の推移
【訪日外国人消費動向調査】 平成28年4-6月期の調査結果(速報) より

グラフから訪日外国人数は伸び続けていますが、消費総額は減少しています。
理由としては、円高の影響やモノからコトへ消費の対象が移ってきている、などがよく挙げられる理由ですが、明確な答えは出せていません。ただ、次の「費用別での訪日外国人消費額」をみると、”何に対して”お金を使っているか?について傾向が把握することができます。
旅行消費額の費目別構成比
【訪日外国人消費動向調査】 平成28年4-6月期の調査結果(速報) より

前年同期に比べ、宿泊料金、飲食費、交通費の構成比が増加し、買物代の構成比が縮小しています。
飲食費の一人当たり支出額を割り出すと
H28 4-6月期 1,912億円 / 596万人 = 3,208円(一人当たり飲食額)
H27 4-6月期 1,636億円 / 501万人 = 3,265円(一人当たり飲食額)
となり、若干減少しているものの、ほぼ変わっていません。
つまり、モノを買うための支出は減らしても飲食代は落とさず、旅行者総数は増加しているため、多くの飲食店にとって商機はまだ継続中だということを表しています。
次に、国籍・地域別による費目別旅行消費額の次表から飲食費にお金を使っているのは、中国が最も大きく、順に台湾、韓国、米国、香港となっていることがわかります。 国籍・地域別にみる費目別旅行消費額
【訪日外国人消費動向調査】 平成28年4-6月期の調査結果(速報) より
このことから、訪日外国人への言語対応として、中国語、韓国語、英語へのメニュー対応は必須だということがわかります(台湾の公用語は中国語(北京語)、文字は漢字(繁体字)です「http://taiwan.pa-gu.com/info/yubisashi.htmlより」)。
【訪日外国人消費動向調査】 平成28年4-6月期の調査結果(速報) より

飲食店は訪日外国人客に対してどんな対策をすべきか?

飲食店側の対策として考えられるのは、「言葉」「メニュー表記」「価格」「味」になります。
2013年に金沢大学地域創造学類 香坂研究室と株式会社日本政策投資銀行北陸支店が実施した「食に関する外国人客と飲食店とのギャップ調査」を基に飲食店が外国人客に対して何を優先して行うべきか?を考察します(金沢市内の飲食店 33 軒と訪日外国人旅行者 192 名に並行してアンケート調査の実施内容)。

1.「言葉」への認識
飲食店に対し、「積極的に外国人客を呼び込もうとしているか」と質問。8割を超える飲食店が「外国語への不安」を主な理由として、「いいえ」と回答しています。 一方、外国人客の「店員との意思疎通(言葉の壁)」に関する評価は「満足」「やや満足」「普通」の合計回答数が全体の8割以上であり、外国人客は 金沢の飲食店員の意思疎通にはさほど不満に感じていないことが読み取れます。
この結果から、飲食店側の外国語に対してあまり過敏になることなく、「注文ができればいい」という程度であるようです。

<飲食店回答>
積極的に外国人客を呼び込もうとしているか
<外国人客回答>
店員との意思疏通(言葉の壁)の評価
「食に関する外国人客と飲食店とのギャップ調査」より

2.「メニュー上の外国語表記」への認識
飲食店に対して、「メニュー上の外国語表記」への取り組み姿勢について、「重 視する」「やや重視する」との回答が全体の5割以上で、最も多くなっています(なお全体の 4 割程度の店舗が既に外国語表記のメニューを導入済)。

外国人客は「満 足」と「やや満足」との回答が全体の4割にも達していません。「メニュー上の外国語表記」に関して、外国人客は必ずしも高い満足度ではないことが分かります。また、同じ調査で外国人客はメニュー上の「絵や写真の使用」にはおおむね満足しているとの結果が出ています。

<飲食店回答>
「メニュー上の外国語表記」の評価(飲食店)

<外国人客回答>
「メニュー上の外国語表記」の評価(外国人客)
「食に関する外国人客と飲食店とのギャップ調査」より

3.「価格」への評価
外国人客の料理に対する価格への評価は「満足」「やや満足」の合計で6割以上となっています。なお、調査時の一度の食事で消費した金額は、1人当たり平均で1,862円です。

<外国人客回答>
「メニュー」「サービス」「料理」の評価一覧(外国人客)
「食に関する外国人客と飲食店とのギャップ調査」より

3.「味」の評価
外国人客の「味」の評価については、「満足」「やや満足」合計で9割以上を占めており、高い満足度を持っていることがわかります。
「価格」の評価一覧(外国人客)
「食に関する外国人客と飲食店とのギャップ調査」より

以上の結果から、「メニュー上の外国語表記」に対して飲食店側は絵や写真を入れた対策を優先して行わなければならないことがわかります。

訪日外国人客への対策は券売機一台で可能

観光庁による最新の調査結果、金沢で実施されたアンケート結果から、飲食店は次の2つに特化して最優先することが外国人客への対応に最も効果的だと考えられます。
(1)中国語、韓国語、英語へのメニュー対応
(2)絵や写真を使用したメニュー上の外国語表記

券売機VALTECは日本語、中国語(繁体字)、英語でメニュー・ボタンを表示(韓国語や他の言語もオプションで対応可)することができ、メイン・サイドメニュー含めた全メニュー写真での表示にも対応したタッチパネル式券売機です。そのため、外国人客でも迷うことなく簡単に操作が可能になっています。
券売機VALTECでタッチパネル画面を日本語、中国語、英語で表示すると次のようになります。

日本語表示例
券売機 VALTEC 日本語表示例

中国語表示例
券売機 VALTEC 中国語表示例

英語表示例
券売機 VALTEC 英語表示例

メニューの多言語表示やその他特徴は券売機VALTECの特徴をご覧ください。


次回は「飲食店のホームページ集客を最速で増やす方法」です。
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