2014年の自動券売機 普及台数、年間自販金額

2014年の「自販機普及台数及び年間自販金額」が一般社団法人 日本自動販売機工業会より発表されています。
普段、なかなか目にすることのない自動販売機や自動券売機の普及台数、自販金額のデータを基に統計を取ると、興味深いテーマが浮き彫りになってきます。
2014年の券売機を含む自販機普及台数、年間自販金額

自販金額、普及台数(2013年比)

2014年の各製品種目ごとの自販金額、普及台数を見るとほぼ全ての種目で前年(2013年)割れとなっています。
自販金額でほぼ変化がなかったものは、「インスタント麺・冷凍食品」「アイスクリーム・菓子他」といった食品自販機と「カード(プリペイド式他)」「その他(新聞・衛生用品・玩具他)」の日用品雑貨。
特に「たばこ」の落ち込みがひどくなっています。

2014年 年間自販金額

普及台数では、「乗車券」「食券・入場券他」の券類自販機が最もプラスとなっているところが特徴的です。

2014年 年間普及台数

券類自販機で最も伸びているものは「食券・入場券他」

券類の中でも「乗車券」は乗車券券売機が、少子高齢化に伴う通勤・通学者による鉄道利用の減少やIC乗車券の利用者が拡大し、乗車券自販機の利用が縮小。全体では前年比5.5%減となっています。
一方、「食券自販機」のパーマシンが伸びた影響で、全体の中でも前年比伸び率が最も大きいカテゴリーともなっています。
食券自販機で大手飲食チェーン、ラーメン店など外食産業において自販機導入が促進したことなども影響し堅調な伸びを示し、全体では前年比1.2%増の42,900台となっています。

2014年 券類自販機

「食券販売機」の普及台数、自販金額は年々上昇

全体的には年々規模が縮小し、売上が落ちている自販機ですが、食券機に関しては、年々自販金額、普及台数ともに増加しています。

2014年 食券機年間自販金額

2014年 食券機普及台数

この背景として、飲食店における衛生面の徹底、業務の効率化、提供スピードの向上、人件費などコスト削減、多機能券売機・食券機の登場といったものが考えられます。
食券券売機がインターネット接続に対応し、メニューの一括変更や売上管理にも対応してきたことが大手飲食チェーンやフランチャイズの導入を促進しているとも考えられます。
また、POSレジが多機能、コンパクト化していること、POSとの連携などにより今後、券売機の普及が一層進んでいくとも予想されます。





引用・参考
※1 http://www.jvma.or.jp/information/information_3.html
http://www.jvma.or.jp/information/fukyu2014.pdf